エッジ際の滑走面の剥離について

エッジ際の滑走面が剥離してエッジより高くなってしまう現象を起こしたスキーを時々見かけます。

エッジ自体が剥離を起こす現象、いわゆるパンクではなく滑走面とエッジの接着が剥離する状態です。使い出して2年目以降に多く発生します。
ビンディング取り付け位置からテールに掛けて多く発生します。

ホットワックスをご自分で掛けている方は、スクレッパーでワックスを剥がしているときに、きれいに剥がせない事で気が付くと思いますが、私どもの指摘で始めて判るスキーヤーもいます。

メーカーサイドに修理依頼を出しても、大概は修理不能で帰って来るようです。チューンナップサービスとしても滑走面の研磨では現状を変えることが出来ません。
preに持ち込まれるスキーでこの様な現象が特に多く見られるのは一部のメーカーに限られるようです。スキーは撓ませたり捻ったり振動を与えたりと、かなり過酷な条件で使用される物なので、その様なことが起きる事もあると思われますが、preに限って言えば、その様な事案がほとんど出ないメーカーもあるわけですし、修理以来を受け付けているショップや輸入代理店では、メーカーへデーターをフィードバックして、クレームの事案が起きない様にするべきだと思いますが・・・・

決して安くはないスキーです機能性の追及も大事ですが、先ずは最低限丈夫なマテリアルにして下さい。

 

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