滑走面の゛アイロン焼け゛について

preに持ち込まれるスキーの中にwaxアイロンにより滑走面がヤケドをしたものが散見されます。

waxアイロンによる滑走面のヤケドを起こす原因とされるものは、
①waxアイロンの設定温度が高すぎる場合
②滑走面上を移動させるwaxアイロンを途中で止めてしまった場合
以上の場合がアイロン焼けを起こす主な原因になります。

①の設定温度が高すぎる場合で考えられるのは、wax作業をする環境です。
気温の低い部屋で冷えたスキーにwaxを塗る時は、どうしても設定温度が高くなりがちです。
wax作業をする時は暖かな部屋であらかじめ温まっているスキーにwaxを塗る事がとても大事な条件です。

②の場合は、滑走面上をwaxアイロンを移動させる時は、一定のスピードを保って決して止めない事です。

ワクシングペーパーを必ず使用する・・・ワクシングペーパーを使用すると使用しないときに較べてwaxの消費量が多くなるので、使用しない方もいるようですが、ヤケドの防止に必ず使うことをお勧めします。

ホットワックスは、スキーの滑走面の保護や滑走性が良いことでのスキー技術の上達にも有効です。
しかしヤケドを起こすような間違った塗り方をすると、スキーの歪を生じさせたり、エッジ際の滑走面の剥離にもつながりますので十分な注意が必要です。

 

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