粗悪品のスキー

今日はお彼岸です。゛暑さ寒さも彼岸まで゛と昔から言われていますが、その言葉通りに数日前から朝晩はめっきり涼しくなって来ました。
毎朝ウォーキングで通る田圃の稲刈りも始まり辺り一面゛収穫祭゛という雰囲気です。稲刈りが済むとやがて冬の渡り鳥が伊豆沼の周辺に飛来し日一日と秋が深まります。

雁や白鳥は、西からの秋風が吹く夕暮れ時などに、家の中に居ても判るほど大きな泣き声とともに突然と飛来してきます。それから毎日、早朝いっせいに伊豆沼を飛び立って稲刈りの済んだ田圃で終日落穂をついばみ夕暮れとともに沼へ帰るという風物詩が始まります。

このところの朝晩の冷え込みで、高い山では紅葉が始まったようです。地元の栗駒山も頂上付近から段々と紅葉が降りて来るかも知れませんね。preの前の街路樹の銀杏も心なしか黄ばんできたように感じます。

以前にも書きましたが、コンケープ(滑走面がエッジより低い状態)になっているスキーが最近特に多く持ち込まれます。その状態が顕著に現れるのが、特定のメーカーに集中しています。
代理店・販売店サイドでは、当然把握している現象だと思いますが全く改善されません。はっきり言って粗悪品です。そんなスキーを販売しているそのモラルの無さに怒りさえ覚えます。滑走面のコンケープやフラットなどスキーのエキスパート以外は理解していないと思います。
販売する方が良品を提供して頂かないと消費者は何時まで経ってもスキーを楽しめないスキーで滑らなければなりません。頑張ってもらわにぁなりませんぞ・・・

初冠雪

大雪山系の旭岳が平年より9日早く初冠雪のニュースです。
いよいよ来ましたネェ・・・毎年残暑のさなかに突然と現れる冬へのプロローグです。この知らせに世の雪大好き人間達は、14-15シーズンの到来を意識しだすのです。

夏の間気にも留めなかったブーツバックに入れたままにしていたブーツを出してみたり、クリーニングに出し忘れていたウェアを慌ててクリーニングに出しに行ったり、板のエッジのサビを確認したりして何故かマテリアルに触れてみたくなるのもこんな季節ですね。

エルニーニョの発生で暖冬も予想されている14-15シーズンですが、現実に旭岳の雪化粧の映像を見るとそんな心配が吹き飛んで、ワクワクした気分になるのは小生だけかな・・・

シーズンの初めにかび臭いグローブをはめる事態にならない様にくれぐれも小物の管理もお忘れなく。

USオープンテニス

テニスの錦織、残念・・・
しかし凄いことをしでかしました。ここ数年時々はビッグネームに勝ったりしていましたが、怪我や故障などでいまひとつでしたが、とうとうやりましたネェ・・・
4回戦・QF・SFともに格上の相手に対して堂々と力でゲームを支配しての勝利でした。テニスのゲームは、相手のミス待ちの部分が多いのですが、゛ラッキー゛なポイントではなく自分からせめて取りに行く内容に錦織の本物さが見えて来たようなUSオープンではありました。

テニスの話題がこれ程クローズアップされることは初めてですネェ・・・ニューヒーローの出現でテニスの露出度も上がり、ラケットを握りたいと思う子供たちが増えたりしたら、それこそ凄い事ですよ。
ウインタースポーツでもフィギアスケートには、世界でトップクラスの選手が多くて、子供たちの憧れの一つですが、スキーは未だそこまで行っていない。
錦織選手はテニス協会の奨学制度を利用して13歳でアメリカに単身で渡ったそうです。国内で秀でた人材は、どんどん世界に出てその才能を伸ばせる環境が必要なんですね。スキーの分野にその様な制度が有るかは知りませんが、スキー界にも世界を目指す子供達が沢山出てきたら楽しくなりますネェ・・・

スキーウェアを新調しました。

小生5~6シーズンぶりににスキーウェアを新調しました。

以前は2.3年に一度は変えていたと思いますが、ずいぶんと着る物に気を使わなくなったものです。
滑る日数が少なくなった事もあり、ウェア自体まったくイカレないし、それにデザインも機能もあまり代わり映えしないし、という事でなかなか購買意欲が沸かなかったのですが、さすがに飽きてきたのと防水も全く効かなくなってきたしという事で、とうとう新調しました。

選ぶにあたって留意したことは、色は勿論ですが、先ず重さの軽いこととデザインのシンプルな物の2点です。
今まで使っていたウェアは結構重く感じていました。ポケットは沢山有るし小生には全く必要ない機能も付いていて、これらの余分なものを無くしたら随分とコストも重さも下がるのにと思っていました。

今回選択したウェアはアウターとインナーを分けたもので、寒気への対応をインナーで調節するする事が出来るので、春スキーなどにはもってこいだし、アウターに中綿がない分非常に軽いので小生の希望にぴったりでした。

最近メタボのボーダーラインすれすれになって来た小生のウエストに合わせて、ウエストサイズの少々大きめで股下の短いパンツをゲットするのも目的の一つでしたので満足なウェア選びが出来ました。

新調したウェアでの滑りをイメージしながら楽しみなスキーシーズンの到来を一日千秋の思いで待つことにしましょうか・・・

大雨

ここ二日ばかり朝のウォーキングで家を出る頃は、涼しくなりました。
今日は高校野球の決勝戦です。毎年、甲子園の準決勝・決勝戦の頃は一回戦の頃より秋らしさが目立つようになるのですが、今年もそんな時期になりました。
日中はまだ蝉の声が盛んですが、朝晩は草むらの虫の鳴き声もいっそう大きくなって来たようです。

それにしても台風もあまり来ていないのに、この夏は連日大雨と土砂災害のニュースが続きますね。時間雨量が100ミリを超えるのも珍しくなくなり、西日本と北海道で同時に大雨が降ったり、日本中水浸しの様相です。
昨冬の関東の記録的な大雪など確かに気候は以前とは違うと思われ、今までの小生などの常識では考えもつかない事象が起きています。

田んぼの稲も頭をたれて来ています。これから日増しに秋らしくなっていくと思われますが、この大雨に追い討ちを掛けるような台風だけは御免蒙りたいですね。どうせいっぱい降るのであれば、冬のスキー場に沢山雪を降らせて・・・・

ベースエッジをいじる場合は

お盆休み明けの月曜日からいきなり暑くなりましたネェ
エアコンなしで作業をしていますので汗だくです。黒や紺のTシャツは白く塩が確認できるほどです。
スキーのエッジを汗ばんだ手で触れると錆の原因になりますので特に気を使います。

エッジといえばpreでは、エッジのビベル角をオーダーできますが、既に大きなビベルが取ってあって、とても指定された角度に仕上げられないスキーが結構あります。
ご自分で手を加えたのか判りませんが、とんでもなくエッジが滑走面より低くなっており角度も大きくなっています。こうなるともう現状維持の角度で仕上げるより方法がありません。
エッジが滑走面より低くなっている量があまり大きくない場合は、滑走面の研磨量を大きくすれば幾分修正がききますが、滑走面は物理的に薄くなります。
滑走面の厚さは大体0.8ミリぐらいな物で意外と薄いのです。

ご自分でベースエッジをいじる場合は、くれぐれも注意して下さい。

お盆休みは

明日の13日からお盆休みです。
13~17日まで5日間休みます。preで一番長い連続休業です。
お盆休みはいつも墓参りに生れ故郷の群馬へ行くのが慣例になっています。お盆は車の混雑で世の中大変なんですが、小生の行く方角は皆さんと逆なので、まったく渋滞には関係なくすみます。帰りも勿論混雑はまったくありません。

利用するのはもっぱら一般道を走ります。高速道は混雑と逆方向とはいえ通常よりは車の量は多くなりますので、時々渋滞も発生します。
時間は倍近く掛かりますが、のんびりと道中を楽しみながら走らせると結構楽しい物です。以前は会津西街道を行ったり、奥只見を抜けて新潟廻りで途中の温泉に入ったりして行った事も有りました。
ここ2年ばかりは最短の国道4号から50号経由で行っていますが、国道の整備も大分進んで快適に走れています。何より料金も掛かりませんし、気が向けば寄り道も出来ますし、先を急がないこんな時は、一般道に限るって事かな・・・・

小生のこのような時のモットーは、なるべく早い時間に出発してゆっくり慌てずに行動する事にしているので、明日も明け方前に家を出て仙台バイパスがラッシュになる前に通過できるようにして、後はのんびり道中という筋書きで行こうと思っています。
そして、何といっても懐かしい顔に逢えるのが楽しみな年に一度のお盆休みではありますネェ・・・

夏祭り

今日は8月2日です。今日から来週いっぱい東北が熱くなります。津軽のねぶた、秋田の竿灯、仙台の七夕、数え切れないほどの夏祭りが集中します。
一年に一度爆発的にエネルギーを発散させる祭りが多いのも東北の夏祭りの特徴のような気がしますねぇ・・・特にねぶたはね。

小生の生まれは上州なので八木節の本場です。夏の祭りのメーンは八木節踊りで一年に一度それこそ夢中になって踊ったのを思い出します。
最初は気恥ずかしさが、ちょっぴり有りますがだんだんとその世界に没入していくんですよ、そして時間があっという間に過ぎていくのです。
また踊りでエネルギーを使い切った後の帰り道のあの清清しさは・・・あの気分は今でも思い出しますよ・・・懐かしいネェ

じっとして暑さに耐えているより進んで夏に参加している方が、夏があっという間に過ぎるかも知れませんよ。精神衛生上もベストかもね。熱中症を過剰に心配してエアコンの効いた部屋にいるより適度にエネルギーを発散した方がきっと良いと思いますよ。ほんとに・・・

祭りが終わるとお盆が来ます。お盆が過ぎると一月ほどで秋の彼岸です、空がだんだん高くなり秋トンボが飛ぶ様になればもうシメタものです。

 

Made in japanのスキー板

スキー自体の作り、特に滑走面のフラットや歪の発生など、ことチューンナップの作業上特に関係する要素について・・・

以前にも゛スキーのコンケープについての一考察゛でボヤイタことが有りましたが、外国産のスキーは一部のスキーメーカーのある程度以上のランクに位置する板以外、大なり小なりコンケープやコンベックスの状態といっても過言では無いと思います。一部のスキーには、上級クラスの板にも歪が発生しています。

特に中級以下のクラスの板は、ビックリするぐらい歪が大きい板も存在します。エッジ際の滑走面が無くなるほど研磨をしたとしてもフラットにならないくらいです。

スキーの滑りのフィーリングや性能などを別にして、ただ板の物づくりだけを較べるのであればMade in Japanが一番だと小生は思います。

滑走面のフラットに関しては、まったく問題ないレベルだし使用途中での歪の発生もほとんど無いと思います。ものづくりに関しては一番だと太鼓判を押すことが出来ると思います。

スキーヤーに支持される性能や価格や販売戦略など難しい事は小生には解りませんが、もっともっとスキーヤーがMade in Japanの板を選ぶようにメーカーさんも頑張ってほしいなぁ・・・・

輸入スキーのメーカーさんも物づくりに関しては、もう少し頑張ってほしいなぁ・・・・・

永遠の1/4

今日は朝から梅雨らしい天気です。
でも天気予報士のお姉さんは、梅雨明けが近い様だとコメントしていましたから、もうしばらくの辛抱ですネェ・・・
今年はエルニーニョ現象が発生するから冷夏になる予想が、最近になって覆ってエルニーニョ現象が発生しなかったので、平年並みの暑さになるでしょうという事です。最近の夏は頻繁に猛暑日が現れたりしますので先行きなんともシンドイ話ですネェ・・・

6月1日の月山スキーから一ヵ月半が経ち何となく雪が恋しいのはこの頃の暑さのせいかなと思っています。
゛永遠の1/4゛というキャッチコピーが、リッチー・ベルガーの深雪の滑りの画像に載っている10数年前の雫石スキー場のポスターを眼前にしながら、四季がめぐってやがて来る冬へ思いを巡らせる。そんなスキーヤーの気持ちを思いっきり感じるのが、この暑い季節ですよ。

確かに一年中スキーが出来たらと時には思うこともありますが、そうなったらこれ程の熱は入らないかも知れません。
四季のうち冬しか出来ないからこその事なのかも知れませんネェ・・・(実際には半年以上滑っている)

イメージや体力のトレーニングをしたり、新しいマテリアルを揃えたりしながら来るべき冬に向けて準備をするのも楽しみの一つなのかも知れません。
これからの暑さ本番、唯耐えるだけより゛永遠の1/4゛を楽しみに乗り切りますかぁ・・・